町ではツツジが満開な季節になったころ、店をやることは決まり不動産契約も済ませ本格的な打ち合わせに入った！

竹内「いろいろイメージはあると思うのですが、何を主体とした店にしますか？」

オーナーさん「私が焼酎を好きだから焼酎をメインにした店がいいかな！料理は季節を楽しめる料理で、ゆっくりくつろぐために靴は脱いじゃう店ね！掘りごたつなんかいいかもね。」

竹内「じゃあイメージとしたらちょっとうす暗い落ち着いた店にしましょう」

オーナーさん「それと外せないのが、大きな季節の花を店のどこかに飾りたいんですよ。それをライトアップして見せたいね。」

竹内「分かりました！それは粋な感じでいいですね。」

オーナーさん「そう！その粋な店を作りたいんですよ！」

漠然とだが段々とオーナーさんが言わんとすることが伝わってきた！
こういった仕事では、どこまでオーナーさんのイメージに近づけられるかが勝負である。質問を続けた。

竹内「年齢層はどのくらいをターゲットにしますか？」

オーナーさん「40歳〜50歳以上の人でもお洒落にかつ気軽に一人で来れるお店がいいかな！お店の質はしっかりしているんだけど、比較的安めの値段設定にして頻繁に来てもらえるお店がいいな。」
「もちろん若いひとがきてもカッコいいと思ってもらえる店でないと駄目だけどね」

竹内「じゃあ和モダンな感じでいきましょうか。」

とりあえず僕はオーナーさんが伝えようとしているイメージを形にするために図面を何パターンか用意することにした。