| まず、最初に板前さんでお店は決まるので本格的に日本料理を極めている人を探す必要があった・・
 僕は以前からの盟友である石坂さんに相談してみることにした。彼は料理人紹介所(株式会社エイチアイエイ・サプライヤーシステムズ)を経営しており、関西のホテルにも多くの料理人を紹介している。
 
 早速、僕は受話器をとり石坂さんに電話をかけた。2、3回のコールで事務員さんがでた。スグに石坂さんは電話口に替わり元気な声を聞かせてくれた。
 
 竹内「お久しぶりです。早速ですが、今度日本料理のお店をつくることになったのですが、誰かいい料理人を紹介してもらえませんか?」
 
 石坂さん「わかりました。どんな感じのお店になりますか?」
 
 竹内「かなり本格的な店にしたいんです。腕はもちろんのこと、オープンキッチンになりますので、そういった経験のある方がいいですね。」
 
 石坂さん「料理長という立場ですね。少し時間をいただいていいですか?」「オープンはいつごろですか?」
 
 竹内「あと2ヶ月後を目指しています。」「なるだけ早くお願いします」
 
 石坂さん「任せておいて下さい。スグにあたってみます。」
 
 料理人探しは石坂さんに任せた。
 
 
 
 次は食材とお酒の仕入れだ。
 
 食材とお酒の仕入れに関してはオー・ティ物流の北川さんと(有)ビブロスダイニングシステムの渡邊さんに頼むことにした。
 
 北川さんは数多くのスーパーや居酒屋などに食材を卸しており、
 渡邊さんは数々の飲食店の経営の実績からお酒の仕入れや飲食店のコンサルティングなどを行っている。
 
 スグに彼等にも連絡をとり、オーナーさんとも会ってもらう事にした
 
 まだ工事にかかりかけのため事務所がないので、工事現場付近のファミレスで会うことになった。
 
 僕とオーナーさんは予定より30分ほど早くついてしまったのだが、もう彼等も早々と到着していた。
 
 軽い音楽が店内に響きわたるなか、簡単に挨拶をすますと、本題に入った。
 
 渡邊さん北川さんの順に自社のことを説明し、飲食店に関しての自分なりの考えをうまく説明されていた。
 
 1時間後、具体的には板前さんがきまり次第、メニューを決め動こうということで1回目のミーティングを終了した。
 
 そんな頃、図面も決まり、工事も開始しだした・・・・
 
 つづく
 
 |